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  • ZENTIER(ゼンティア)

    ZENTIERは元・クラシックバレーのワールドチャンピオンであるMorten Loewe(モーテン・ロエベ)が立ち上げた若い時計ブランドです。華やかながら厳格であるバレエの世界において卓越した「時間感覚」そして「美意識」を獲得したかったMortenにとって、腕時計に関心を抱くのは必然性のあるものでした。そしてクラッシックの文脈に身を置いていればこそ、ヴィンテージへのリスペクト、そしてそれらのモダン的解釈に強い興味を掻き立てられるのは運命だったと振り返ります。かくしてMortenはダンスを引退後、次のキャリアとして時計製造の道を選択しました。ダンサーとして世界を周っていた際のバックグラウンドと、彼の愛するジュヌルやモーザーなどから受けた影響が融合し、ZENTIERのオリジナリティを形成します。独自の、しかし確かなクラシックの世界で育まれた卓越したセンスは早々に世界的な評価を得ることなります。設立からわずか2年で、世界的な時計の品評会「GPHG」のチャレンジ部門(2022年)にノミネートされました。伝統と現代性の融合。それはZENTIERの根本にある精神性です。それを『チャレンジ』として評価されたのは正しく栄誉なことであり、これからも新しいコードを創出することに情熱を燃やしていきたいと私たちは考えています。 

  • GAUDIE(ガウディ)

    最高級クロコダイルレザーの入手に困らない特別な環境で、国内屈指の実積を積んできたのがGAUDIE(ガウディ)です。その名前はクロコダイルの国内シェア7割を誇る親会社・堀内貿易の仕入先で、ヨーロッパのスーパーブランドにも革を供給するクロコダイルファーム(養殖場)のオーナー「Mr.Graham Gaudie」との絆に由来します。ガウディの店主・南澤健一氏はクロコダイルの原産地であるパプアニューギニアで皮づくりの最上流から学びました。その経験から「本当に価値のあるクロコダイル革とは?」を深く理解しております。そしてガウディには、南澤氏の知見やセンスを形にする職人として「切り目製法」で日本一の技術を持つ比留間隆氏、代々エキゾチックレザー職人の家柄出身で「ヘリ返し製法」を得意とする小川佳宜氏が参加しています。最高品質のクロコダイル革があれば最高のクロコアイテムが出来上がる、というわけではありません。感動的な製品が産み出されるためには、それぞれの工程に熟練の職人が必要なのは言うまでもなく、であれば必然、少数精鋭のチームが理想的です。それを今なお最先端で体現しているのがガウディという日本国内でも稀有な職人集団なのです。